留萌管内教育研究所

R4年度広報部運営計画

所報研究図書

所 報  クリックするとPDFファイルで表示されます。

令和3年度 105号(R3.7.13) 106号(R3.10.21) 107号(R2.12.14) 108号(R4.3.15)
令和2年度 101号(R2.7.21) 102号(R2.10.29) 103号(R2.12.15) 104号(R3.3.16)
令和元年度 97号(R1.7.18) 98号(R1.10.29) 99号(R1.12.17) 100号(R2.3.17)
平成30年度 93号(H30.7.19) 94号(H30.10.30) 95号(H30.12.18) 96号(H30.3.14)
平成29年度 89号(H29.7.18) 90号(H29.10.26) 91号(H29.12.19) 92号(H30.3.15)
平成28年度 85号(H28.7.19) 86号(H28.10.27) 87号(H28.12.20) 88号(H29.3.16)
平成27年度 81号(H27.7.16) 82号(H27.10.29) 83号(H27.12.17) 84号(H28.3.17)
平成26年度 77号(H26.7.24) 78号(H26.10.28) 79号(H26.12.18) 80号(H27.3.18)
平成25年度 73号(H25.7.18) 74号(H25.10.28) 75号(H25.12.18) 76号(H26.3.18)
平成24年度 69号(H24.7.18) 70号(H24.10.26) 71号(H24.12.26) 72号(H25.3.14)
平成23年度 65号(H23.7.19) 66号(H23.10.27) 67号(H23.12.20) 68号(H24.3.16)
平成22年度 61号(H22.7.20) 62号(H22.10.28) 63号(H22.12.17) 64号(H23.3.18)
平成21年度 57号(H21.7.16) 58号(H21.11.13) 59号(H21.12.21) 60号(H22.3.18)
平成20年度 53号(H20.7.18) 54号(H20.11.12) 55号(H20.12.18) 56号(H21.3.14)
平成19年度 49号(H19.7.13) 50号(H19.10.31) 51号(H19.12.21) 52号(H20.3.14)
平成18年度 45号(H18.7.14) 46号(H18.10.27) 47号(H18.12.15) 48号(H19.3.16)
平成17年度 41号(H17.7.15) 42号(H17.10.20) 43号(H17.12.15) 44号(H18.3.15)
平成16年度 37号(H16.7.15) 38号(H16.10.21) 39号(H16.12.16) 40号(H17.3.15)
平成15年度 33号(H15.7.15) 34号(H15.10.24) 35号(H15.12.16) 36号(H16.3.15)
平成14年度 29号(H14.7.8) 30号(H14.10.17) 31号(H14.12.17) 32号(H15.3.13)
平成13年度 25号(H13.7.12) 26号(H13.10.16) 27号(H13.12.20) 28号(H14.3.13)
平成12年度 21号(H12.8.10) 22号(H12.10.20) 23号(H12.12.14) 24号(H13.3.13)
平成11年度 17号(H11.7.15) 18号(H11.10.22) 19号(H11.12.15) 20号(H12.3.21)
平成10年度 13号(H10.7.14) 14号(H10.10.20) 15号(H10.12.21) 16号(H11.3.20)
平成9年度 9号(H9.7.24) 10号(H9.10.13) 11号(H9.12.24) 12号(H10.3.12)
平成8年度 5号(H8.7.15) 6号(H8.10.15) 7号(H8.12.20) 8号(H9.3.14)
平成7年度 1号(H7.8.18) 2号(H7.10.14) 3号(H7.12.19) 4号(H8.3.14)

研究図書紹介
  令和2年度  令和元年度  平成30年度  平成29年度  平成28年度  平成27年度

研究図書  <令和2年度に購入した図書です。>

図書名 出版社 コメント

「立体型板書」の国語授業「立体型板書」の国語授業

東洋館出版社  子どもの発表を黒板に「羅列的」に板書するだけでは,子どもの思考は活性化されません。子どもの言葉を聞き取り,それを板書で「立体的に論理を整頓」することで,子どもの新たな発見や思考を促すことができます。本書で紹介されている「立体型板書」とは,「論知的思考ツール」を活用して,「論理的に読む力」を育てる板書のことを指し,その具体的な板書例が数多く掲載されています。本書を活用し,資質・能力ベースの「未来志向の国語授業」を目指してみませんか。

幼児教育から小学校教育への接続幼児教育から小学校教育への接続

世界文化社  「勉強は楽しいもの」「たくさん知りたい」といった気持ちを子どもたちの中に育てたいという願いからつくられた本です。そんな本書には,自発的でわくわくしながらも,試行錯誤している就学前施設のあそびの事例や,小学校の授業の事例がたくさん掲載されています。保育園や幼稚園で育った自発的な活動や学びが,さらに小学校でも伸ばされるなど,ともに子どもが育つ場所としてどう連携していくべきなのか,著者の熱い思いとともに紹介されています。

思考ツールでつくる 考える道徳思考ツールでつくる 考える道徳

小学館  道徳が教科化されたことで,新しい授業スタイルに関心が集まっています。中でも,思考ツールの取組は,「考え,議論する道徳」とも相性が良く,本書でも様々な実践が紹介されています。思考ツールは,文字通り,児童の思考を助ける道具です。授業の中では,複数の思考スキルが必要な場合もあり,子どもたちがどんな考えを,どんなツールで表現し,議論へとつなげていくのかを具体的に知りたいと考える先生方が多いと思います。そんな願いに応えてくれる本です。

知的・発達障害のある子のプログラミング教育実践知的・発達障害のある子のプログラミング教育実践

ジアース教育新社  新しい学習指導要領では,小学校でプログラミング教育を行うことが示されました。「論理的思考力」を身に付けるためのプログラミング教育が知的障害をもつ子どもたちにとってどんな意味をもつのか?といった疑問への答えや,知的機能の困難さを補う機器としての有用性についての説明など,様々な面からプログラミング教育について考えている本書。多くの実践も掲載されていますので,プログラミングを始める前に是非手に取ってみてください。

国語科書写の理論と実践国語科書写の理論と実践

萱原書房  小・中学校国語科書写の学習内容と指導法を学ぼうとする人のためにわかりやすく編集された本です。小・中学校の教員を目指す学生の皆さんから,現職の先生方,書道の先生で義務教育の指導法を知りたい方など,書道に関わる人,すべての人たちに利用してもらいたいという思いで作られています。授業づくりの要点や指導上おさえたい関連資料なども充実していますので,楽しい書写の学習のために,是非ご活用ください。

「しかけ」でつくる算数の深い学び「しかけ」でつくる算数の深い学び

明治図書  平成30年度から2年間,東京都青梅市教育研究会算数部のメンバーを中心とした青梅算数研究会として取り組んできた成果をまとめた本です。学力・学習状況調査の結果や新学習指導要領の改訂を視野に入れつつ研究を進めてきた本書の取組は,生きて働く「知識・技能」の習得,未知の状況に対応できる「思考力・判断力・表現力」の育成等,これから求められる資質・能力を育成するために大いに力になってくれるはずです。全学年24この実践例も必読です。

話せない子もどんどん発表する!対話力トレーニング話せない子もどんどん発表する!対話力トレーニング

学陽書房  「主体的・対話的で深い学び」を実現するための対話の指導法を具体的に学べます。「1対1の対話力」と「1対多のファシリテーション力」を高めていくことで,手法の選択肢が広がり,より楽しく,より充実した教育を実践できるという考えからこの本が企画されています。対話力の基本的なところから,実践的なところまでを事例を交えて紹介しています。

国語科基礎力トレーニング国語科基礎力トレーニング

東洋館出版社  本書では,著者が考案した国語科授業でサッと使え,子どもが夢中になりつつ,繰り返し行え,国語科の基礎力が確実に付く「国語科基礎力トレーニング(基礎トレ)」が30も紹介されています。教科書で一度や二度扱ったからと言って,内容が定着していくとは限りません。だからこそ,本書で紹介されているような「基礎トレ」を繰り返すことは重要です。取り組みやすく,児童が驚くほど力を付ける「基礎トレ」を明日から,いや,本書をすぐ手にとって始めてみましょう。

ICT簡単面白活用術50ICT簡単面白活用術50

明治図書  「ICTをなぜ使う必要があるのか」について述べ,その後「ICT活用のための具体的なポイント」を紹介しています。「子どもが思考に集中できる」や「子どもの思考・表現を広げる」など,9つのポイントです。さらに,「小学校,中学校,高等学校から実践事例」を豊富に記載しています。どれも効果的な事例ですから,先生方の参考になります。

中学英語4技能ペア&グループワーク中学英語4技能ペア&グループワーク

学陽書房  ペアワークやグループワークの活動のねらいと効果を明確にし,生徒の活動を中心とした授業づくりを紹介するとともに,これまで行われてきた授業の活動にちょっとした工夫をすることで,生徒一人一人のコミュニケーション能力や英語力がぐっと高まるコツを紹介しています。生徒たちは,英語を使ってコミュニケーションをはかる喜びに気付き,意欲的に学習に取り組んでいきます。

「一瞬」で読みが深まる「もしも発問」の国語授業「一瞬」で読みが深まる「もしも発問」の国語授業

東洋館出版社  「登場人物の気持ちが分かるのは,どのような表現ですか?」など,「教師が教えたいこと」を直接的に問うても,国語が苦手な子どもたちは,「学びたい」という思いにはなれないかもしれません。本書で提案している「もしも発問」は,「もしも…」と仮定して考えることを促すことによって,「教師が教えたいこと」に,間接的に導く発問の方法です。

思考ツールで国語の「深い学び」思考ツールで国語の「深い学び」

東洋館出版社  国語科における「主体的・対話的で深い学び」,特に「深い学び」に着目しています。「深い学び」を具体的にイメージができない限り,新学習指導要領の「わかりにくさ」は解消しません。本書では,「思考ツール」を活用した「深い学び」の具体的な姿について,述べてあります。「深い学び」の求めるものが,思考ツールを用いることで実現できます。

中学校数学科の授業改善中学校数学科の授業改善

明治図書  北海道教育大学旭川校の先生方が著者です。数学の授業で「主体的・対話的で深い学び」を実現するためには,授業改善を通して「問題解決の授業」を日常化することが一層求められます。本書は,3章構成で,数学の授業改善をどのようにすすめたらよいのか,そのポイントを明らかにするとともに,具体的な方法や事例を紹介しています。

研究図書  <令和元年度に購入した図書です。>

図書名 出版社 コメント

指導スキル大全「指導スキル大全」

明治図書 国語,算数,理科,社会,英語,音楽,図工,体育,道徳,特別支援とシリーズ全10冊を購入していただきました。どの本においても,授業力アップのための必須スキルが載っており,すぐにでも実践できる内容も多く含まれています。教科によって内容は違いますが,教材研究や導入時の工夫,板書の仕方,発問などの項目に分かれており,気になったことを調べるのにも適しています。困ったときに頼りになる1冊です。

研究図書  <30年度に購入した図書です。>

図書名 出版社 コメント

「深い学び」で生かす思考ツール「深い学びで生かす思考ツール」

小学館 「深い学び」の思考ツール活用法を理解するための本です。思考ツールを使った実践授業が9本収録されています。単元のねらい,単元の概要,単元の流れ,思考ツールを使った授業,本時における深い学びの子どもの姿,本時の考察など,具体的な「思考ツール」活用法を紹介しながら解説されています。1冊で様々な思考ツールの効果的な使い方が理解できます。

深い学びを育てる思考ツールを活用した授業実践「深い学びを育てる思考ツールを活用した授業実践」

小学館 新学習指導要領の目指している,生徒の「思考力」育成を目指す先生におすすめしたい1冊です。中学校の授業改善に役立つ「思考ツール」活用術が満載となっています。教科・特別活動・部活動にわたって,「思考ツール」の活用事例が紹介されています。「活用意図」「実際の様子」「活用の成果」がクローズアップされて解説されているため,思考ツールの使い方がわかりやすい内容となっています。

考えるってこういうことか!「思考ツール」の授業「考えるってこういうことか!思考ツールの授業」

小学館 思考ツールの第一人者である田村学先生と黒上晴夫先生が,教育目標としての思考力について,その課題と様々な思考スキル例,知っておくべき内容をわかりやすく解説している本です。実践編では,各学年ごとにわかりやすく構成され,授業における具体的なツールの活用と場面ごとの児童の姿が紹介されています。小学校版になっていますので,小学校の先生にお勧めの1冊です。

「特別の教科道徳」授業&評価完全ガイド「特別の教科道徳 授業&評価完全ガイド」

明治図書 小・中学校学習指導要領改訂に伴い,「道徳の時間」が「特別の教科 道徳」に変わりました。道徳が教科になることで,授業がどのように変わり,どう子どもたちの資質・能力の育みを具体的にどう見取っていかなければならなくなるのでしょうか。また,どのように評価に生かしていくことが大切なのでしょうか。そのような疑問を解決したい先生方に,おすすめの1冊です。

プログラミング教育の考え方とすぐに使える教材集「プログラミング教育の考え方とすぐに使える教材集」

ジャムハウス 2020年からプログラミング教育が必修化となります。我が国のプログラミング教育には「教科における」という修飾語がついており,教科の目標とプログラミング教育の目標の両方を達成させなければいけないという難しさもあります。この本では,プログラミング教育の理論だけでなく,筆者が独自に開発した教材も数多く載っており,教材作りに必要なプログラミング技能の習得もできる内容となっています。

先生のための小学校プログラミング教育がよくわかる本「先生のための小学校プログラミング教育がよくわかる本」

翔泳社 2020年より小学校でプログラミング教育が義務化されますが,そもそも何をすればよいか,何が目的なのかがよくわからず,不安を抱えている先生が多いのではないでしょうか。この本では,「なぜ必修化なのか」「プログラミングとは何か」「何を教えればよいか」を学べることに加え,プログラミング教育の事例も紹介されています。小学校でプログラミング教育を実践するために必要なことを,詳しく学んでみませんか。

こうすれば考える力がつく!中学校思考ツール「こうすれば考える力がつく!中学校思考ツール」

小学館 『考えるってこういうことか!「思考ツール」の授業』の中学校版となります。滋賀大学教育学部付属中学校の全面協力を得て,主要科目のみならず,音楽や美術,保健体育,技術家庭,道徳,特別活動など全教科を網羅しています。全て事例において,「思考ツールを活用する意図」,「本学集の流れ」,「教師の考察」,「筆者によるコメント」が載っています。

中学校新学習指導要領ポイント総整理「中学校新学習指導要領ポイント総整理」

東洋館出版社 中学校の新学習指導要領はどう変わったのでしょうか。本書では,各教科ごとの改訂のポイントが載っており,新旧対照表を基に改訂ポイントを簡単に押さえることもできます。付録には,新学習指導要領の理解を深めるキーワードが載っていますので,大切な言葉を理解するのにも最適な1冊となっています。

よくわかる新学習指導要領全文と要点解説「よくわかる小学校・中学校新学習指導要領全文と要点解説」

教育開発研究所 学習指導要領改訂のポイントが1冊にまとまって整理されている本です。「社会に開かれた教育課程」や「主体的・対話的で深い学び」,「カリキュラム・マネジメント」等,改訂の趣旨やポイントがわかりやすく解説されています。小・中学校の各教科・領域別改訂ポイントも解説されていますので,調べたり確認したりするのにもとても便利な1冊です。

考え,議論する道徳授業のつくり方・評価「考え,議論する道徳授業のつくり方・評価」

学陽書房 日々の道徳の時間に,筆者が駆使している道徳の仕掛けや方法がたくさん紹介されている本です。「特別の教科 道徳」を成功させるために,「学級作りのポイント」「授業作りの基礎・基本」「授業の組み立て」と順序立てて説明されています。また,「評価」についても,普段の授業ではどのような視点で子どもたちの姿を見ればいいのかという現場視点の評価についても触れられており,とても参考になります。

子どもを幸せにする「道徳科」「子どもを幸せにする『道徳科』」

小学館 「特別の教科 道徳」の実施に向けて書かれた,小学校の先生向けの本です。1~6年生の学年別にオリジナル教材やと授業展開案が掲載されています。「教科化で変わること・変わらないこと」など,授業作りのポイントについても解説されています。授業別に「評価記入」についてのナビゲーションもついており,道徳の授業作りを一から見直したい先生にもお勧めの1冊です。

ルーブリック評価を取り入れた道徳科授業のアクティブラーニング「ルーブリック評価を取り入れた道徳科授業のアクティブラーニング」

明治図書 ルーブリックとは,生徒や学生の学習到達状況を評価するための評価基準のことであり,その一覧表(ルーブリック表)を使って評価する方法をルーブリック評価と呼んでいます。この本では,小学校,中学校の学習指導要領にあげられている内容項目について,それぞれの評価のためのルーブリックを掲載されています。実際に教材研究に使用をしたり,データーブックとして活用したりすることも可能です。

「道徳科」評価の考え方・進め方「道徳科評価の考え方・進め方」

教育開発研究所 教師・子ども・親が納得する評価のあり方とはどのようなものでしょうか?また,実際に通知表等にどのように記入をすればよいでしょうか?そのような疑問を解決できる本です。道徳教育・道徳科における評価の意義や,児童生徒の学習状況や道徳性に関する評価,どのような方法で誰が評価するのかなどを学ぶことができます。通知表文例も載っています。

資質・能力と思考力・判断力・表現力「新学習指導要領における資質・能力と思考力・判断力・表現力」

文溪堂 国語,算数,理科,社会の各教科において,思考力・判断力・表現力を育成する授業をどのように構成するのかについて書かれており,教員経験の少ない教員でも構想し展開できる授業構成原理とその手順を具体的に解説している本です。4~6年生の授業例を用いて解説されています。若い先生や思考力・判断力・表現力の育成を目指している先生方に実践していただきたい内容となっています。

研究図書  <29年度に購入した図書です。>

図書名 出版社 コメント

議論する道徳に変える指導の鉄則50「加藤宣行道徳授業 考え,議論する道徳に変える指導の鉄則50」

明治図書 これからの道徳は,「読む道徳」から「考え,議論する道徳」に転換しなければならないと言われています。では,いったいどんな授業をすればいいのか…。そんな悩みにお答えしてくれる本です。教科に関して押さえておきたい基礎基本に加え,教材選定の視点,子どもの考えを引き出す発問の方法,構造的な板書,道徳ノートの活用法,アクティブ・ラーニング,評価の視点など,道徳授業づくりで絶対に押さえておきたいポイントがわかりやすく学べます。

学習指導要領改訂のポイント小学校・中学校特別の教科道徳「平成29年度版学習指導要領改訂のポイント小学校・中学校特別の教科道徳」

明治図書 平成27年3月の一部改正学習指導要領によって,昭和33年に特設された道徳の時間から,「特別の教科 道徳」(道徳科)へと新たに位置付けられました。平成30年度より,小学校段階から全面的に実施されています。60年ぶりに新しい姿で道徳教育の再出発を図ることになった今回の学習指導要領の改訂のポイントが整理されて説明された本です。第1章では,キーワードでみる学習指導要領改訂のポイントについて学べ,第2章では,事例ごとに学習指導要領改訂のポイントが学ぶことができます。

国語科授業を変えるアクティブ・リーディング「国語科授業を変えるアクティブ・リーディング」

明治図書 「何ができるようになったのか」「何を理解したのか」が不明確になりがちなのが国語の授業。そのようにならないために,<読みの方略>を獲得し,<物語の法則>を発見する文学の授業を提案してくれている本となっています。理論編,準備編,実践編に分かれており,順を追って理解を深められるためスモールステップで学ぶことのできるのでお勧めです。授業を通して,子供たちの言語生活や読書活動が今まで以上に豊かになるように学んでみませんか。

山本良和の算数授業 必ず身につけたい算数指導の基礎・基本55「山本良和の算数授業 必ず身につけたい算数指導の基礎・基本55」

明治図書 新しい学習指導要領において,算数科では,数学的な見方・考え方を働かせ,数学的活動を通して,数学的に考える資質・能力を育成することが目標となっています。不易である基礎・基本をしっかりと押さえることに加え,「数学的活動」「数学的に考える資質・能力」などの流行の部分も加えた授業づくりを行いたい人にお勧めです。教職経験の少ない若い先生方にもわかりやすい本となっています。

主体的・対話的で深い学びを実現する!100万人が受けたい社会科アクティブ授業モデル「主体的・対話的で深い学びを実現する!100万人が受けたい社会科アクティブ授業モデル」

明治図書 社会科における主体的・対話的で深い学びについて,「興味・関心」「知識・理解」「方法論」「活用力」「ユニバーサルデザイン」「キーコンピテンシー」の6つの視点からの授業モデルが紹介されています。題材が面白ければこそ,子供たちの意欲を引き出せるという考えから生み出された魅力的な教材・授業モデルが満載です。具体的実践事例から,主体的・対話的で深い学びのねらいや授業を理解するのに最適な1冊となっています。

理科の授業がもっとうまくなる50の技「理科の授業がもっとうまくなる50の技」

明治図書 技術の腕を上げるには,授業の技術や方法を「知ること」が大切となります。その後,授業の技術や方法を「身につけること」が求められます。本書は,授業の技術や方法を学び,授業で意識的に使っていくためのヒントが6つの項目に分けて全部で50個も紹介されています。「教材研究には妥協してないし,実験も安全に指導できるけど,何かが足りない。」という状況を一気に打破する一段上の授業力を身につけてみませんか?

絶対成功する!アクティブ・ラーニングの英文法ワークアイデアブック「絶対成功する!アクティブ・ラーニングの英文法ワークアイデアブック」

明治図書 目標言語を習得する際のINPUTからOUTPUTまでの流れを考えたことはありますか?その流れは,①新しい言語に触れたときに生まれる「気づき」,②気づきから生まれる「理解」,③学習者の内部に取り込む「内在化」,④既存の中間言語体系を再構築して,処理の自動化が図られる「統合」を通して,活用できるようになっていくそうです。本書は,その理論をもとにした「英文法指導アクティビティ&ワーク」がたくさん紹介されているアイディアブックです。英文法指導に自信をつけたい方にお勧めです。

定番教材でできる問題解決的な道徳授業「定番教材でできる問題解決的な道徳授業」

図書文化 今まで副読本に掲載されていた読み物教材は,場面ごとに登場人物の気持ちを考える心情理解の指導方法が用いられることが多くありました。しかし,平成30年度に配布された検定教科書に掲載されている教材は,問題解決的な学習として授業を展開しなければなりません。本書では,長年にわたり数社の副読本に掲載されてきた教材を中心に,問題解決的な道徳授業を進めていくための知見を得られる本となっています。理論編で知識・理解を深め,実践編で授業の様子を学ぶことができます。ひとつ上をゆく問題解決的な道徳授業を行いたい先生にお勧めの本です。

「考え,議論する道徳」を実現する「『考え,議論する道徳』を実現する!」

図書文化 道徳教育改革のキーパーソン16人による,「考え,議論する道徳」の入門書です。改革のねらいから,道徳授業を行う上で押さえておきたい指導と評価の方法まで解説してくれています。①「考え,議論する道徳」の本質や構造を明らかにする,②主体的・対話的で深い学びの視点を,「考え,議論する道徳」に関連づけること,③「考え,議論する道徳」を学校現場で実現するための具体的な方策を示すことを追求しながら,考え,議論する道徳の実現に向けて,この本で学んでみませんか。

授業からの学校改革「授業からの学校改革」

図書文化 市川伸一教授が中心となり実践されている「教えて考えさせる授業」による主体的・対話的で深い習得を得るために作成された本です。「教えて考えさせる授業とは,いったいどんな授業なのか」,「導入することで,学校はどのように変わっていくか」などの理解に加え,試行錯誤しながら,現場の課題解決に臨んだ6編の実践レポート(小学校4校,中学校2校)が紹介されています。

新しい教育課程におけるアクティブな学びと教師力・学校力「新しい教育課程におけるアクティブな学びと教師力・学校力」

図書文化 新しい教育課程の基本的な考え方について解説されている本です。新しい教育課程の基本的な考え方を基に,学校の果たす役割とそこで実現すべきアクティブな学びのあり方や授業研究に基づく教師の力量形成の基本が整理されて紹介されています。さらに,目標準拠評価のあり方を資質・能力の考え方を取り入れて論じられています。新しい教育課程を理解するためにお勧めの1冊です。

クラスで楽しくビジョントレーニング「クラスで楽しくビジョントレーニング」

図書文化 私たちは情報の8割を視覚で得ているそうです。しかし,近年の見え方(視覚機能)に課題があり,学習・運動に支障をきたしている子どもたちの存在が明らかになってきています。そんな子どもたちの見え方を改善するのがビジョントレーニングです。ビジョントレーニングを行うことによって,「書く力」「読む力」「作る力」「運動能力」「イメージ力」「集中力・注意力」の6つの力が育つと言われています。ビジョントレーニングを用いて見る力を伸ばし,学力&運動能力アップを目指しませんか。

子ども参加型チーム援助「子ども参加型チーム援助」

図書文化 子どもの問題状況を学級担任だけで援助するのには,限界があります。担任だけでなく,学校の職員が一つのチームとなって援助していくことが望まれます。本書では,学校心理学の考え方をもとに,アセスメント,援助方針,援助の立案が一枚の用紙でできる「援助チームシート」や「援助資源チェックシート」の紹介や,子ども参加型のチーム援助の進め方などを学ぶことができます。子どものニーズにぴったりと合った援助案を作成するために必須の1冊です。

小学校プログラミング教育がわかる,できる「小学校プログラミング教育がわかる,できる」

学事出版 イギリスでは小学生低学年から必須科目となっているプログラミング教育。日本でも平成29年3月に新学習指導要領が公示され,小学校などにおけるプログラミング教育の必須化が明記されました。本書では,ScrachやSnapを中心としたブロック・プログラミングを使った各教科の実践例が紹介されています。それぞれの教科の知識や技能を活用し,プログラミングを通して,「順序立てて考える力」「感じたり想像したりする力」「伝え合う力」を高められるプログラミング教育を学んでみませんか。

インクルーシブ教育を実践する 「インクルーシブ教育を実践する」

学事出版 「インクルーシブ」とは,「包摂」「包含」を意味する「インクルージョン」の形容詞系であり,「インクルーシブ教育」とは,「排除のない社会のための教育」のことを指します。インクルーシブ教育を実践せいていくにあたり大切なことは何か,インクルーシブ教育を推進するための各学校段階におけるキーポイントは何かを学ぶことのできる1冊です。

研究図書  <28年度に購入した図書です。>

図書名 出版社 コメント

モラルジレンマ小「モラルジレンマ資料と授業展開」(小学校編)

明治図書 学力の要はなんと言ってもモラルジレンマであるととらえ,子どもたちが道徳的ジレンマに陥ることで初めて道徳的な問題に気づき,その解決のために大切にしたい価値は何かを考えさせます。主人公を取り巻く人の考えや思いを考慮し,主人公にとってどうすることが本人にとっても周りの人にとっても公正で公平かという視点で判断し,問題解決していく。それを学級で話し合い,道徳性の発達にとって大きな意味を持つようになることを目指した実践書です。必見です。

モラルジレンマ中「モラルジレンマ資料と授業展開」(中学校編)」

明治図書 著者が20年もの間,モラルジレンマ授業を研究し,実践してわかったことは,①生徒の道徳性・道徳的な見方や考え方が発達する。②道徳的思考に必要な概念や知識を学習できる。③話し合いスキルなどが習熟する。④自尊感情を高めることができる。⑤生きる力を育てることができる等。時代に合わせたモラルジレンマ資料等を活用し,実践していく具体例を挙げながら説明しています。自分たちの力で道徳的解決ができ,道徳的感受性を育てることを目指した内容です。

道徳事例集小「問題解決型の道徳授業事例集(小学校)」

図書文化 来たる学習指導要領改訂に先駆け,「読み取り道徳」から「考え議論する道徳」への質的転換をはかることを念頭に実践方法を紹介しています。また,コンテンツ・ベースからコンピテンシーベースの授業へと転換できるように,参考となる取り組み方も掲載されています。さらに,アクティブ・ラーニングによる「特別の教科 道徳」の授業づくり実現のための事例集は必見です。ぜひとも活用されてみては?

道徳事例集中「問題解決型の道徳授業事例集(中学校)」

図書文化 「読み取り道徳」から「考え議論する道徳」への質的転換がせまられる道徳科の問題解決的な学習のあり方,道徳教育と道徳科の目標,道徳科の指導方法を紹介しています。特に問題解決型の道徳授業のつくり方(「授業の目標」を明確にし,どうように授業をデザインしていくか?「ねらい」をどう立てるか?「主題」をどう設定するか?ほか)について言及されています。また,問題解決型の道徳授業の実践例(「いつも一緒に」;「私のわがまま」;「期末テスト」 ほか)も紹介されているので道徳の研修にぜひともご活用ください。

Q&A小中一貫「Q&A小中一貫教育」

ぎょうせい 小中一貫教育が制度化された「学校教育法等の一部を改正する法律(平成27年法律第46号)」及び改正法に基づく政省令等の内容を「Q&A」で解説しています。「学校教育法等の一部を改正する法律 新旧対照表(抄)」なども収録され,教育公務員として知っておくべき事項のポイントがピックアップされ,わかりやすく解説されています。知らないではすまされない小中一貫教育のこれからを学習する最適な入門書です。ぜひ,ご一読をお薦めいたします。

養護教諭ワークシート「養護教諭の実践に活きるワークシート・資料」

ぎょうせい 養護教諭の職務に活かす,アクティブ・ラーニング対応の45点のワークシート! 「今すぐ使いたい」「こんな資料があったらいいのに…」の期待に応えます。  養護教諭が保健管理や保健教育・保健室経営・保健組織活動など,日常の幅広い活動のために使用できる「より専門性を深めたワークシート」を作成し,整理・掲載しています。掲載されたワークシートは,作成例1点ごとに, 1.作成した理由,きっかけ 2.ワークシートの特徴と作成の根拠  3.活用場面や活用の際の工夫・留意点 4.その他活用例など,個別に解説など,養護教諭の理解を深めた上で利用できるように工夫されています。

カリマネハンドブック「カリキュラムマネジメントハンドブック」

ぎょうせい 次期学習指導要領における「カリキュラムマネジメント」の意義や実践課題を,中央教育審議会答申などをもとに最高の執筆陣が詳細に解説しています。  何を対象に,誰がどのように行っていくのか。その具体や関連性などを構造化した実践的手法も詳しく解説しています。教科や総合的学習・道徳などのカリキュラムづくりも掲載されています。 「チーム」としての学校づくりに,学校ぐるみの学力向上に,すべての教師の授業力アップに,そして学校経営力の向上に役立ち,あらゆる学校活性化のためのバイブルとなるでしょう。

DVD6DVD「明日の授業 第6弾」

カヤ 土作 彰(奈良県広陵町立広陵西小学校教諭) 「ミニネタを活用した模擬授業&土作流学級づくり」 教師の知的権威を確立するには楽しく分かる授業が不可欠です。そのような授業を行うには,ミニネタの活用が有効だと断言します。第1部では明日から使える色んなミニネタを時間が許す限り紹介しています。このミニネタは,子どもとの関係を強固なものにします。また,授業では子ども同士をつなげ,人間関係を構築していく必要があり,「授業づくり=学級づくり」を目指します。第2部では『鉄板ミニネタ』を使い,いかにして1つの授業を創り上げていくのかも紹介されています。

DVD23DVD「明日の授業 第23弾」

カヤ 杉渕 鉄良(東京都足立区立綾瀬小学校教諭) 「学級を楽級へ,学習を楽習へ」 学級創りは何のためにするのか。学級崩壊させないため?それとも,子どもを伸ばすため?似ているようで,この二つは大きく異なります。子どもを伸ばすことは,本来,楽しく,やりがいがあることと捉え,子どもたちも,自分を伸ばしてくれる教師を求めていると杉渕氏は考えます。一人一人の子どもと信頼関係を築き,伸ばしていくための方法とは何か?奇跡のような子どもたちの成長を目の当たりにしてきた杉渕氏が,子どもを伸ばす学級創りについて熱く語ります。

DVD30DVD「明日の授業 第30弾」

カヤ 野中 信行(元横浜市小学校教諭,初任者指導アドバイザー)「1年間をがんばりぬく学級づくり・授業づくり」 「学級づくり」での最大の壁は,子供たちとの関係づくりになることだと捉え,「友達先生」にならないための方法論を明らかにしていています。学年が始まって,1ヶ月が勝負の時間になり,その1ヶ月をどのように組み立てていくかを明らかにしています。最初の授業をどのように作るかは大きな問題であり,また,初任者が必ず陥る「おしゃべり授業」をどう乗り切っていくかの学級経営も詳細に語られています。 37年間担任として過ごした野中氏の熱き教育論に惹きつけられます。

DVD36DVD「明日の授業 第36弾」

カヤ 中村 健一(山口県岩国市立平田小学校教諭)「学級づくりが4月が全て!~最初の1ヶ月死ぬ気でがんばれば,後の11ヶ月は楽できる~」 「今の教室は『戦場』になってしまっている」と中村氏。4月の最初,「作戦」も立てず「武器」も持たず,「丸腰」で教室に向かう教師に大きな警鐘を鳴らします。そのような危険を冒す教師には,学級崩壊という「敗戦」が待っているとのこと。下手をすると,病気になって休職。さらに下手をすると,自殺なんていう過酷な「敗戦」が待っていると断言します。初めて現場に出る初任者に現場の厳しさを理解させ,「覚悟」を持たせたい。 そして,「武器」となる指導技術やネタを手渡したい。4月にどうやって学級をつくっていくのか?具体的な「作戦」を伝えたい。 そんな思いで  この熱く,楽しく,わかりやすく語っています。

研究図書  <27年度に購入した図書です。>

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すぐわかるできるAL「すぐわかる!できる!アクティブラーニング」

学陽書房 アクティブラーニングをわかりやすく紹介しています。その具体的な取り組み方から,成績を上げるための方法まで,分かり易く解説しています。アクティブラーニングの入門編ともいうべき1冊です!

ALとは何か「教育フォーラム56 アクティブラーニング」

金子書房 アクティブラーニングで目指すことは,思考を活性化させ,具体的な課題解決に対して積極的に取り組んでいく対処性(コーピング)の育成と力の獲得であるとしています。このための課題意識の喚起のさせ方,多様な発想・アプローチへの目の開かせ方,粘すぐり強い課題取組みの支援や課題解決の結論の検討といったさまざまな働きかけ,指導の実際を具体的に提示しているという必読の書です。

AL実践「アクティブラーニング実践」

産業能率大学出版部 アクティブラーニングは全教員に必須です。本書は実践者向け実用書であり,特に多方面からの情報収集により実現した「全国の新進気鋭32名の授業レポート」,秀逸の実践的個人研究,振り返りに特化した考察などは類書の追随を許さないものだと確信します。産業能率大学主催「キャリア教育推進フォーラム」8年間の集大成でもあります。本書から実践を学び,組織的な授業改革を実現してほしいと思います。(溝上慎一先生 推薦の言葉より)

教科道徳チャレ低「特別の教科道徳の授業づくりチャレンジ低学年」

明治図書 子どもの心をゆさぶる道徳授業がしたいと思いながらも不安を感じている先生のための道徳授業の入門書。新学習指導要領の内容項目に対応しており,ねらい,板書例,学習指導案,授業の様子,評価のポイント等が掲載された低学年の道徳授業のレシピ集です。

教科道徳チャレ中「特別の教科道徳の授業づくりチャレンジ中学年」

明治図書 同上

教科道徳チャレ高「特別の教科道徳の授業づくりチャレンジ高学年」

明治図書 同上

新教育課程ライブラリ「新教育課程ライブラリ」(全12巻)

ぎょうせい 次期学習指導要領を先取りキャッチし,注目の教育課題を第一線の執筆陣が解説しています。各種審議会メンバーや文部科学省関係者,気鋭の研究者らを執筆陣に迎え,これらの課題の要点と実践上のヒントを示しています。