留萌管内教育研究所

R4研修部運営計画

令和4年度研修講座紹介 令和3年度  令和2年度 令和元年度 平成30年度  平成29年度  平成28年度  平成27年度

令和4年度 研修講座 トップ第1回第2回第3回第4回

第4回研修講座 令和4年9月8日 【場所】各校(Zoom研修) 【参加者】 58名

講座:「国語科における単元デザインの方法と考え方」
講師:北海道立研究所 研究研修主事 三谷 玖未 様

第3回研修講座 令和4年7月26日 【場所】各校(Zoom研修) 【参加者】 35名

講座:「養護教諭の視点と実践」
講師:羽幌町立羽幌中学校 養護教諭 松下 由季子 様

第2回研修講座 令和4年6月30日 【場所】各校(Zoom研修) 【参加者】 38名

講座:「特別の教科 道徳の授業づくり」
講師:北海道立研究所 主任研修主事 浅部 航太 様

第1回研修講座 令和4年5月26日 【場所】各校(Zoom研修) 【参加者】 25名

講座:「ミドルリーダー資質向上研修」
講師:室蘭市立みなと小学校 教諭 及川 聡 様

令和3年度研修講座紹介   令和2年度 令和元年度  平成30年度  平成29年度  平成28年度  平成27年度

令和3年度 研修講座 トップ第1回第2回第3回第4回第5回第6回

第6回研修講座 令和3年12月27日 【場所】各校(Zoom研修) 【参加者】 46名 

講座:「ICTを活用した授業づくり」
講師:小平町立小平小学校 教諭 佐藤 秀斗  増毛町立増毛中学校 教諭 米澤 卓也

第5回研修講座 令和3年11月24日 【場所】各校(Zoom研修) 【参加者】 29名 

講座:「学習指導要領改定を踏まえた学習評価について」
講師:留萌教育局 義務教育指導班 主査 寺田 紳 氏

第4回研修講座 令和3年8月31日 【場所】各校(Zoom研修) 

講座:「管内研修センター等連携研修講座」
主催:北海道立教育研究所 共催:日高管内

第3回研修講座 令和3年7月27日 【場所】各校(Zoom研修) 【参加者】 46名

講座:「外国語活動、外国語科の指導」
講師:留萌市立留萌小学校 教諭 滝本 有香

第2回研修講座 令和3年7月8日 【場所】各校(Zoom研修) 【参加者】 10名

講座:「管内研修センター等連携研修講座(ミニ道研)」
主催:北海道立教育研究所 共催:留萌教育局

 

第1回研修講座 令和3年5月25日 【場所】各校(Zoom研修) 【参加者】 48名

講座:「地図帳の効果的な活用」
講師:帝国書院 三 國 一 文 様

令和2年度研修講座紹介   令和元年度  平成30年度  平成29年度  平成28年度  平成27年度

令和2年度 研修講座 トップ第1回第2回第3回第4回

第4回研修講座 令和2年10月20日 【場所】留萌市立東光小学校 【参加者】 24名

講座:「図工美術実技研修講座 ~水墨画~」
講師:初山別村立初山別中学校 教頭 工藤 臣 氏

【 資 料 】
水墨画の指導 

第3回研修講座 令和2年9月8日 【場所】各校(Zoom研修) 【参加者】 28名

講座:「思考ツールを活用した授業づくり」
講師:新潟大学付属新潟小学校 教諭 桑原 浩二 氏

第2回研修講座 令和2年6月30日 【場所】各校(Zoom研修) 【参加者】 50名

講座:「学習指導要領改訂を踏まえた学習評価」
講師:留萌教育局義務教育指導班 主査 藤本 博 氏
   留萌教育局義務教育指導班 主任指導主事 横地 康恵 氏
   留萌教育局義務教育指導班 指導主事 田中 貴博 氏

【 資 料 】
学習指導要領改訂を踏まえた学習評価  講座のまとめ

第1回研修講座 令和2年6月23日、25日 【場所】各校(Zoom研修) 【参加者】 21名

講座:「ウェブ会議システムZoomの利用体験」
講師:留萌管内教育研究所 研修部長 高橋 基文

【 資 料 】
当日資料

令和元年度研修講座紹介  平成30年度  平成29年度  平成28年度  平成27年度

令和元年度 研修講座 トップ第1回第2回第3回第4回第5回

第5回研修講座 令和元年11月 8日 【場所】留萌市立東光小学校 【参加者】 23名

講座:「体育実技研修講座」
講師:留萌市立東光小学校 教諭 深井 幸恵 氏
   天塩町立天塩小学校 教諭 酒本 一也 氏

【 資 料 】
音楽を用いた体操例「ランウェイ☆ビート」(動画)
音楽を用いた体操例「チョコレート」(動画)
音楽を用いた体操例「ダンシングクイーン」(動画)
酒本一也教諭 資料①  酒本一也教諭 資料②  深井幸恵教諭 資料

令和元年度 研修講座 トップ第1回第2回第3回第4回第5回

第4回研修講座 令和元年9月18日 【場所】留萌市立留萌中学校 【参加者】 26名

講座:「思考ツールを生かした授業づくり」
講師:留萌市立緑丘小学校 教諭 小川 晃弘 氏
   留萌市立留萌中学校 教諭 三谷 玖未 氏

【 資 料 】
小川晃弘教諭「思考ツールを生かした授業づくり」  三谷玖未教諭「思考ツールを生かした授業づくり」

令和元年度 研修講座 トップ第1回第2回第3回第4回第5回

第3回研修講座 令和元年7月26日 【場所】留萌合同庁舎 【参加者】 24名

講座:「授業づくり・学級経営」「道徳教育」
講師:北海道立教育研究所所員

令和元年度 研修講座 トップ第1回第2回第3回第4回第5回

第2回研修講座 令和元年7月 9日 【場所】留萌市立留萌小学校 【参加者】 26名

講座:「理科実技指導研修講座」
講師:留萌管内理科教育研究会(中村弘樹教諭,土谷昌照教諭,佐藤秀斗教諭,金子卓矢教諭)

【 資 料 】
6年生「土地のつくりと変化」  「酸とアルカリ+中和」
4年生「ものの温まり方」 6年生「人の体のつくりと働き」  「参加者の疑問を解決」 

令和元年度 研修講座 トップ第1回第2回第3回第4回第5回

第1回研修講座 令和元年5月28日 【場所】留萌市立東光小学校 【参加者】 午前23名 午後20名

講座:「道徳科の模擬授業」「小学校におけるプログラミング教育」
講師:北海道立教育研究所所員

平成30年度研修講座紹介  平成29年度  平成28年度  平成27年度

令和元年度 研修講座 トップ第1回第2回第3回第4回第5回

第5回研修講座 平成30年10月24日 【場所】苫前町立苫前中学校 【参加者】 25名

講座:「日常実践に生かせる版画指導」
講師:苫前町立苫前中学校 教諭 工 藤  臣 氏

 苫前町立苫前中学校美術家庭科室において,研修講座「版画指導」を開催しました。講師に苫前町立苫前中学校教諭 工藤 臣 氏をお迎えし,版画の実技指導の方法について,たくさんのことを教えていただきました。留萌地方美術教育研究会の方々をはじめ多くの方に参加していただき,大変好評でした。以下に研修講座の内容を紹介します。
 研修講座の冒頭で,工藤氏の作品の紹介をしていただきました。この作品は初公開のものであり,参加された方々からも思わず感嘆の声がもれ,参加者の心がぐっと,工藤氏に向いたように思えました。版画の具体的な指導法の前に,「子供の活動を教師の言葉で育てていくことが大切。ただ褒めるのではなく,その活動で身に付けさせたいことをほめるポイントとしなくてはいけない。」とおしゃっていました。これは,日常の実践すべてにかかわるものだと感じました。木版画の具体的な指導の際には,スライドで説明していただきながら,以下の手順で,参加者が実際に木版画に挑戦しました。

①下絵づくり 下絵は素材!おいしいものを作るには良い素材を!
②板への転写 いろいろな方法があるが,できるだけシンプルに行う!
③作品のイメージを決める 白と黒を決める。作品の印象を決める創造的な仕事
④彫る 彫刻刀という道具を知り使い方を身に付ける。彫刻刀による効果が木版画の魅力
⑤刷る 版画紙の中央に刷り上げるためのガイドをつかう。
⑥完成

 参加された先生方は,工藤氏のご指導を受けながら,黙々と版画制作に打ち込んでいました。完成した作品は,同じ下絵を使ったにもかかわらず,それぞれの個性が出ていて味のあるものでした。実際に,本研修で自分の作った作品を子供たちに見せて,版画指導の導入に使っている先生もいます。工藤氏のご指導のもと,今後の実践にすぐに生かせる版画指導のポイントが,明確になり,参加された先生方にとって有意義な研修になったと思っております。

木版画の指導  児童生徒がいきいきと描く人物画の工夫  題材例 

平成30年度 研修講座 トップ第1回第2回第3回第4回第5回

第4回研修講座 平成30年9月20日 【場所】留萌市立留萌小学校 【参加者】 50名

講座:「学習発表会・授業に生かせる器楽指導」
講師:苫前町立苫前小学校 校長 小 澤 真 弓 氏
   留萌市立留萌小学校 教頭 野 口 修 一 氏

 今回の器楽指導は留音研の全面協力のもと実施されました。参加者に事前に伺った知りたいポイントに沿って研修を進めていただいたため,とても充実した研修となりました。 特に,好評だったのは,打楽器の指導です。マレットの使い分けや打楽器の叩き方などは初めて学んだという声も多く聞こえました。
 また,学習発表会・学芸会に向けた器楽指導においても楽曲を簡単にする方法や個別の楽器のコツを教えていただき,明日の授業からすぐに生かしていきたいと好評でした。
【マレットの使い分け 】
○小さい木琴 → 毛糸(音を目立たす場合はプラスチック)  ○大きい木琴 → 柔らかめの毛糸
○スタンドシンバル →毛糸(スティックでもOK)      ○グロッケン → 真鍮,プラスチック
○鉄琴 → ゴム,毛糸 

【打楽器の叩き方】
○大太鼓 → 左手で打面を押さえながら真ん中を打つ
○小太鼓 → へそよりも少し低い位置に打面。真ん中を打つ
○木琴・鉄琴 → 鍵盤の真ん中を叩く。押し付けないようにする
○ティンパニー → 手前10cmほどのところを打つ
○タンバリン → 持っている手は動かさずに利き手で叩く

【楽曲を簡単にする方法】
○譜面が難しい→音符を四分音符や二分音符に変えて,音を減らす。部分的に休ませる。
        主旋律は,リード楽器(キーボード)に任せることにより,音の幅が広がることも。
○裏打ちパート→木琴などの裏打ちは表打ちに変更しても大丈夫。

【個別の楽器】
○リコーダー→笛ピタシール,魚の目シールを貼ると穴がきちんと押さえられる。
       低い音は,息を入れすぎないことが大切。適度に息を入れる。
○ケンハの指→始めは5本使えなくても良い。指番号を気にせず,だんだん本数を増やしていく。
       タンギング,おなかを使った音の強弱の付け方も大切。

 音楽の指導を行っていく上で,「どんな音楽の力をつけさせたいか」を明確にすることが特に大切だそうです。低学年では体を使ったり,高学年の器楽ではモンキータンバリンやマルチトライアングルなどおしゃれな楽器を使ったりすることで授業の中の活動が楽しいものとなります。子どもたちが楽しいと思える活動をこれからもとりいれていきたいと今回の研修で実感できました。
器楽指導  打楽器編  リコーダー・鍵盤ハーモニカ編  指揮編 

平成30年度 研修講座 トップ第1回第2回第3回第4回第5回

第3回研修講座(ミニ道研Ⅱ) 平成30年8月9日 【場所】北海道留萌高等学校 【参加者】15名

講座:「カリキュラム・マネジメント」「主体的・対話的で深い学びを実現する授業改善」
講師:北海道立教育研究所所員(遠隔研修)

 午前の講座「カリキュラム・マネジメント」ではカリキュラム・マネジメントに係る講義や協議,演習を通して,カリキュラム・マネジメントの充実を図るに当たり,自分や学校の課題を解決するためのヒントを見付けることをねらいとしました。カリキュラム・マネジメントとは児童生徒や学校,地域の実態を適切に把握し,教育の目的や目標の実現に必要な教育の内容等を教科横断的な視点で組み立てていくこと,教育課程の実施状況を評価してその改善を図っていくこと,教育課程の実施に必要な人的又は,物的な体制を確保するとともにその改善を図っていくことなどを通して,教育課程に基づき組織的かつ計画的に各学校の教育活動の質の向上を図っていくことと確認されました。その後教育課程をどのように編成・実施するかについてグループ演習をしました。
 午後の講座は主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善に係る講義や実践発表,演習を通じて,学習指導要領に示された指導事項を確実に育成するための授業改善の在り方について理解し,今後の学習指導の充実を図ることをねらいとして実施されました。
 昨年度から始まった遠隔研修。今回はほっかいどうスクールネットを使うため夏休みの開催となりましたが,参加者が例年よりも多くなりました。他地域との交流やコスト面などのことから一定の成果はあったと思います。来年度も,たくさんの参加をお待ちしています。
カリキュラム・マネジメント(資料) 
主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善の実際(資料) 
主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善の実際(小学校) 
主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善の実際(中学校) 

平成30年度 研修講座 トップ第1回第2回第3回第4回第5回

第2回研修講座(ミニ道研Ⅰ) 平成30年8月1日 【場所】北海道留萌高等学校 【参加者】19名

講座:「外国語活動・外国語教育」「プログラミング教育」「情報モラル教育」
講師:北海道立教育研究所所員(遠隔研修)

 午前の講座「外国語活動・外国語教育」では,新(次期)学習指導要領が目指す小学校外国語活動・外国語の全体像に係る講義等を通して,外国語活動・外国語の指導の効果を高める工夫や,児童のコミュニケーションを図る素地及び基礎となる資質・能力を育成する授業づくりの力量を図ることをねらいとしました。授業改善の視点を確認し,その後終末に互いの気持ちや考えを伝え合う言語活動を位置付けた,バックワードデザインによる単元づくりをグループ研修で行いました。
 午後の前半の講座「プログラミング教育」ではプログラミング教育の3つのねらい①「プログラミング的思考」を育むこと②プログラムの働きやよさ,情報社会がコンピュータ等の情報技術によって支えられていることなどに気付くことができるようにするとともに,コンピュータ等を上手に活用して身近な問題を解決したり,よりよい社会を築いたりしようとする態度を育むこと ③各教科等で学びをより確実なものにすること,と確認されました。その後Scratch(スクラッチ:フリーソフト)を用いて正多角形の作図をする演習を行いました。
 午後の後半の講座「情報モラル教育」では児童生徒が直面しているネット社会の現状と課題について理解を深め,ネットトラブルの未然防止に向けた今後の取組を明らかにすることをねらいとし,発生事例から考える情報モラル指導について演習を行いました。

平成30年度 研修講座 トップ第1回第2回第3回第4回第5回

第1回研修講座 平成30年6月15日 【場所】留萌市立留萌中学校 【参加者】 15名

講座:「日常の授業に生かせる技術科の指導」
講師:留萌市立留萌中学校 教諭 小 関 道 亮 氏

 留萌市内の全生徒に技術を教えていただいている小関先生を講師に招き,主に中学校の先生方に向けて,日常の授業に生かせる技術科の指導についてお話をしていただきました。 
 小関先生は,「『技術=問題解決的な授業』が基本であり,設計・計画,評価・活用が特に大切である。」とおっしゃっていました。実際に中学生が使うサイズと同じ大きさのプラスチックダンボールを使用して,問題解決的な学習の模擬授業を通して,すぐに使える技術科の指導についてわかりやすく説明してくださいました。
「日常生活の問題」から,製作するものを決め,部品表や材料取り図,スケッチをメモしてから製作に取り組みました。児童の目線に立って製作に取り組むことで,いつもとは違う視点から授業について考えることもできました。「実技教科はまず,自分で試してみないといけない改めて感じた。」という意見も聞かれ,どの先生も真剣に取り組んでいる姿が見られました。
 また,現行の指導要領と新学習指導要領の変更点についてもお話がありました。受講者からは,「ポイントを短く整理してあり,わかりやすかった。」と好評でした。
 小関先生が使用しているワークシートも資料としていただきました。大変優れた貴重な資料です。管内の先生方にも広く使っていただきたいと考えておりますので,ぜひご利用ください。
技術科ワークシート集  第1回研修講座資料

平成29年度研修講座紹介    平成28年度研修講座へ   平成27年度研修講座へ

平成29年度 研修講座 トップ第1回第2回第3回第4回第5回

第1回研修講座 平成29年7月10日 【場所】増毛町立増毛小学校 【参加者】 名

講座:「演劇指導の基本」
講師:石狩市立浜益小学校 教諭 吉 弘 文 人 氏

 学校祭や学芸会に向けた演劇指導に関するお話や指導の方法について,丁寧に教えていただきました。 
1-芝居で大切なことベスト3
第1位 目(アイコンタクト)~お客さんは役者の目の先にあるものを追っている。
第2位 リアクション(表情)~セリフを言う時の動きよりも,セリフを聴いている時の動きが大事。
第3位 距離(立ち位置)~人と人との距離感で感情を表現する。セリフの順位はかなり後ろのほうです。
2-2週間で仕上げる劇づくり
・1時間目 いきなり立ち稽古。
・2時間目~5時間目 立ち稽古に課題(リアクション,口パク,小道具等)が一つずつプラスされる。
・6時間目 初めてせりふを言ってみる。
・7時間目~9時間目 通し稽古のくり返し。
・10時間目 ゲネラルプローペ(衣装を着て,途中一切止めないで,芝居を通す)
 参加した先生方からは「ぜひ実践してみたい」との声が多数寄せられました。  

平成29年度研修講座 トップ第1回第2回第3回第4回第5回

第2回研修講座(ミニ道研Ⅰ) 平成29年8月3日 【場所】北海道留萌高等学校 【参加者】13名

講座:「管内研修センター等連携」研修講座1回目
講師:北海道立教育研究所所員(遠隔研修)

 今年度のミニ道研は,「ほっかいどうスクールネット」を利用し,他管内の会場と道研を結ぶ「遠隔研修」により実施しました。これにより,道研や全道の複数地点の受講者とのワークショップ型遠隔研修を行うことができました。
 「教育課程」では,新学習指導要領の改訂の方向性とカリキュラム・マネジメントについて学びました。カリキュラム・マネジメントの充実に向け,「教育目標の明確化と資質・能力の三つの柱のバランスの取れた育成(総則第1の3,第2の1)」,「教科など横断的な視点に立った資質・能力の育成(総則第2の2)」など学習指導要領総則に書かれている事柄から抜き出した6つのチェック項目の確認が必要であるとのことでした。
 「道徳教育」では,「特別の教科 道徳」の実施を控える中で,学習指導要領の一部改正の要点と内容項目に沿った発問や授業作りについて学びました。説明の後は道徳の授業作りに関わって,指導案作成の演習を行いました。指導案作成にあたっては,資料分析をしっかり行い,中心となる場面を考えて発問を設定するべきだという説明の後,小・中それぞれで発問作りに取り組みました。最後に,各会場と遠隔協議を行い,作成した指導案について交流しました。
 「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた授業改善の実現について学び,その後演習を行いました。「主体的な学び」「対話的な学び」「深い学び」の実現する子どもの姿の例を説明していただきました。また,網走市や滝川市の授業改善チームの取組を実際に説明してもらうなど遠隔研修でなければできない講義もありました。

平成29年度 研修講座 トップ第1回第2回第3回第4回第5回

第3回研修講座(ミニ道研Ⅱ) 平成29年8月9日 【場所】北海道留萌高等学校 【参加者】8~13名

講座:「管内研修センター等連携」研修講座2回目
講師:北海道立教育研究所所員(遠隔研修)

 1回目の「遠隔研修」同様に,他管内の会場と道研を結んで研修を実施しました。
 「児童生徒理解・生徒指導」では,生徒指導や教育相談の基本的な考え方を学びました。2人一組になってのミニ演習などを通して,自己指導能力を育む関わり方,またカウンセリングマインドの重要性などを再確認できました。その後,ロールプレイを行い児童生徒との望ましい関わり方について協議しました。この講座を通して児童生徒理解の重要性や組織的な生徒指導の促進が必要であることを感じました。
 「小中一貫・連携教育」では,本道の小中連携教育の現状や実践例を紹介していただきました。その後,自校や地域の実態及び課題を踏まえ,今後どのようなことに取り組むべきかグループに分かれ協議した後,各会場と遠隔協議をしました。小中連携・一貫教育は行うこと自体が目的ではなく,児童生徒のよりよい育ちを目指し,すでに行っている取組を更に発展させることが大切であると感じました。
 「小学校における外国語教育」では,外国語活動の目標・内容・授業作りについて学びました。児童が主体的に本時の活動に取り組むことができるよう,本時のゴールになるイメージや,単元の終末の活動を明確に示すことが大切だと説明したいただいた後,単元の終末に伝え合う活動を位置付けた単元計画を作成しました。単元の目標が達成されるためにどのような活動が必要なのかグループで協議した後,遠隔協議を行いました。  

平成29年度 研修講座 トップ第1回第2回第3回第4回第5回

第4回研修講座 平成29年9月14日 【場所】留萌市立東光小学校 【参加者】28名

講座:「学芸会に生かせる合唱指導」
講師:留萌市立東光小学校 教諭 小 沼 清 美 氏

 学芸会や学校祭に向けた指導に生かせる内容が盛りだくさんな内容でした。
 初めに参加者全員でウォーミングアップをしました。上半身は脱力,おへそのところに力を入れる,頬にたこ焼き,発声の仕方や表情などで,歌う準備を万端にします。
 上手な発声のさせ方としては,まず良い合唱をたくさん聞かせ,その上で「真似して歌ってごらん」と言うと子どもたちはそれだけで歌えるようになることなど,経験に基づいたお話に誰もが納得でした。
 中学生の合唱指導についての質問がありました。ポイントは
・大きな声を出すことができる集団か。
・選曲も大事(ポップスよりも合唱曲を選んだ方がよい。ポップスは音域が広いので合唱曲にすると難しいので)。
・変声期の男子はアルトパートでも良い。変わっていなければソプラノでも。
・パート練習をしっかりと。
とのアドバイスでした。
 ご参加いただいたみなさん,この講座で学んだことを今後の指導に生かせていただけたら幸いです。

平成29年度 研修講座 トップ第1回第2回第3回第4回第5回

第5回研修講座 平成29年10月12日 【場所】留萌中学校【参加者】21名

講座:「中学校での学習指導」
講師:留萌市立留萌中学校 教諭 大 内  崇 氏

「脳動的」に話すことができる授業  「脳動的」とは「脳みそが働くこと」であり,日々,脳動的に話すことができる授業にするためには,生徒が思考・表現する時間や場を確保したり工夫したりすることが大切です。授業の中に生徒が集中して取り組むことができる環境を作り,生徒自らが話したくなる授業を考え,実践していくことが必要です。 「グループ討議」「体験」「教える」の場面を取り入れた授業づくり ①「グループ討議」をどうするのか ・議論に値する課題を設定する。 ・発言者の固定化を阻止するために思考ツール・付箋を利用し意見を出させる。 ②「体験する」とは ・単元の中で位置づけをする。 ・「発表」を体験する。 ③「教える」場面を作る ・できる生徒ができない生徒への教授 ・できない生徒もできる生徒への教授(手立てが必要) ※一つの方策として「ワールドカフェ」などがあります。 ①から③までの場面を取り入れた模擬授業を交えながら,分かりやすく教えていただきました。  

平成28年度研修講座紹介   平成29年度研修講座へ   平成27年度研修講座へ

平成28年度 研修講座 第1回第2回第3回第4回第5回

第1回研修講座(ミニ道研Ⅰ)平成28年5月24日 【場所】留萌市中央公民館 【参加者】午前19名,午後13名

講座:午前「道徳教育」,午後「学習評価」
講師:北海道立教育研究所・研修部研究研修主事 大 脇 明 子

 午前の講座は,道徳教育の充実に向けた指導計画を作成するための方策と,具体的な道徳の授業づくりについて学びました。
 講座の前半は,「特別の教科 道徳」が小学校では平成30年度,中学校は翌31年度からの全面実施を控え,学習指導要領の一部改正の要点について説明がありました。指導要領の一部改正を受け,各学校において道徳教育の全体計画および別葉を作成・整備したうえで,年間指導計画を作成する必要があるということを改めて確認することができました。
 講座の後半は,道徳の授業づくりに関わって,発問を中心とした指導案作成の演習を行いました。指導案作成にあたっては,資料分析をしっかり行い,中心となる場面を考えて発問を設定するべきだという説明の後,小・中それぞれで発問づくりに取り組みました。最後に,考えた発問をグループ交流・協議するとともに,今後の実践に向けての意見交換がなされました。本講座を通じて,道徳教育の更なる充実を図るには,ねらいとする道徳的価値や児童生徒の実態をふまえた上で教材を分析して発問を工夫するなど,教師一人一人の授業力の向上が欠かせないということが再確認できました。
 午後の講座では,前半で学習評価の基本的な考え方に基づいた授業改善について学びました。学習評価の意義は,教師の主観ではなく学習状況を分析的に把握することが必要であり,授業づくりと評価の進め方については,初めに単元全体と単位時間,そして,それぞれにおける評価の進め方について確認しました。また,評価には毎時間行う「指導に生かす評価」と適切な時間に設定した「評定に生かす評価」の2つがあることも学びました。
 後半の演習は,指導計画と本時案の改善に取り組み,①単元の指導計画の改善,②授業構想メモの作成及び本時案の改善,③グループ交流,④全体交流,⑤まとめ,という内容でした。この演習を通して,「目標と評価基準の整合性」や「評価の方法」,「努力を要すると判断される児童生徒への手立てが適切に位置付けられているか」といった視点をこれまで以上に意識して授業づくりが必要です。

平成28年度研修講座 トップ第1回第2回第3回第4回第5回

第2回研修講座(ミニ道研Ⅱ)平成28年5月25日 【場所】留萌市中央公民館 【参加者】午前20名,午後18名

講座:午前「いじめ未然防止プログラム」,午後「解決志向アプローチ」
講師:北海道立教育研究所研究・相談部主査 赤 塚 恒 太
  :北海道立教育研究所研究・相談部研究研修主事 秋 里 泰 紀

 午前の講座は,いじめ防止とは楽しい学校づくりであるという確認から始まりました。これまでは,「なぜその子は学校にいけないのか!?」という視点で分析・対応してきましたが,これからは「なぜその子は学校にいけたのか!?」という視点に転換する必要があるとのことでした。その子が思う学校の魅力を教師が認知し,魅力を高めることがいじめの未然防止となっていきます。
 子どもが魅力を感じるポイントとして,心地よい居場所があること,心地よい絆があることがあります。各校の教育活動を居場所づくり,絆づくりの視点で整理・見直しをしていくことが大切だということでした。
 午後の講座は,解決志向アプローチの考え方を最初に確認しました。問題事象が発生した場合,原因を特定し,それを取り除いたり,変化させようとしたりする行為は問題思考アプローチとなります。心の問題などは原因を特定することは難しく,取り除くことも困難である。であれば,解決の仕方を知る方がよいのではないかという考え方が解決志向アプローチとなります。その相談者が望んでいる未来について話し合い,本人が内外にもっているものを利用して,未来を実現できるように支援していくことになります。
 解決志向アプローチには3つのルールがあります。①うまくいっていることは続けよう,②やってみて,結果がよければまたやってみよう,③よい変化がなければ,違うことをやってみようということです。
 相談者に関わる際は,相談者の悩みに「なぜ」「どうして」と問うより,「あなたはどうなりたいの?」「そうなりたいために,今なにができそう?」と問いかけます。そして,その目標を具現化するための方策を一緒に考えていくとよいという話でした。スモールステップで登れる階段を設定してあげることが大切です。

平成28年度 研修講座 トップ第1回第2回第3回第4回第5回

第3回研修講座 平成28年8月18日 【場所】留萌市スポーツセンター 【参加者】15名

講座:『ダンス実技講座』
講師:スガダンススタジオ インストラクター 船 越 雅 子 氏

 小学校の学芸会や中学校体育で使えようにと,NHKによるリオデジャネイロオリンピックテーマソング「HERO」の振り付け指導をしていただきました。
 まずは,ウォーミングアップとしてステップの基本を学びました。炎天下の中の講座でしたので,参加者はすぐに汗だくになりながら,軽快にステップを踏みました。
 曲の最初はスローテンポでしたが,中盤からアップテンポになると難易度がぐっと上がりました。完成に近づくにつれ参加者の気持ちが盛り上がるように感じ,授業を受けている子ども達の気持ちを体験していただいているようでした。
 全員で踊る心地よさ,達成感が溢れた時間となりました。
 小平小学校には,学芸会で一部採用していただきました。ありがとうございました。

平成28年度 研修講座 トップ第1回第2回第3回第4回第5回

第4回研修講座 平成28年9月14日 【場所】古丹別小学校 【参加者】21名

講座:「普通学級の中の気になる子への指導法」 講師:苫前町立古丹別小学校 教諭 梶 倫 之 

普通学級の中にいる困り感を抱えた子どもをいかに支援するかという視点で講義を行っていただきました。
28年4月に施行された「障害者差別解消法」では,私たち学校現場を含む行政機関は合理的配慮を児童・生徒に提供することが義務化されました。
合理的配慮とは,①物理的環境への配慮(段差を解消したり,とれない時はとってあげることも必要な場合がある),②意思疎通の配慮(筆談や読み上げなど),③ルールや慣行の柔軟な変更(休憩時間の調整など)が含まれます。
また,合理的配慮を教師が行うことは言うまでもなく,児童・生徒同士でも自然と行うような支持的風土づくり,つまりナチュラルサポートが大切というお話でした。
会場には,梶先生おすすめの書籍を多数展示してくださいました。 ありがとうございました。

平成28年度 研修講座 トップ第1回第2回第3回第4回第5回

第5回研修講座 平成28年11月29日 【場所】増毛町増毛小学校【参加者】14名

講座:「理科実験実技講座」 講師:増毛町立増毛小学校 教諭 佐藤 秀斗

 講座の前半は,理科の授業の基本を確認しました。問題解決学習ということでは他教科と変わらないのですが,①自然事象への働きかけ,②問題の把握・設定,③予想・仮説の設定,④検証計画の立案,⑤観察・実験,⑥結果の整理,⑦考察,⑧結論の導出と細分化されています。
  また,教科書通りの実験結果はいつも出せるものではなく,どんな結果であっても結果は結果であり,考察と結論で正しい知識と結び付けることが大切であるとのことでした。
実技研修に移ってからは,ICT機器の効果的な活用法を教えていただきました。どんな実験であっても,予備実験を行い危険の有無や,児童・生徒のつまづきポイントを予め予想しておくこともとても大切との話でした。
  講師の佐藤先生からは“理科好きの教師を増やしたい”という熱意が溢れていました。ありがとうございました。

平成27年度研修講座紹介    平成29年度研修講座   平成28年度研修講座

平成27年度 研修講座 第1回第2回第3回第4回第5回

第1回研修講座『ミニ道研Ⅰ』 平成27年5月14日 【場所】羽幌町中央公民館 【参加者】18名

講座:午前「学級経営」,午後「道徳教育」
講師:北海道立教育研究所企画・研修部研究研修主事 西 島 進 一

 「学級経営」では,「PDCAのマネジメントサイクルを踏まえた学級経営」「学びに向かう集団づくり」と題し,望ましい集団を育てる指導力の向上について研修をした。
 学級経営は,学校教育目標を実現するための学級を基本組織として展開される教育活動。マネジメントサイクルを踏まえた学級経営では,まず『どんな学級を作りたいか』『どんな子どもを育てたいか』といった学級が目指す“ゴール”を明確にし,そのゴールを達成するため,児童生徒の実態を把握し,計画(Plan)-実践(Do)-評価(Check)-改善(Action)が大切。PDCAサイクルは特別な行事等だけではなく,日常の些細なことも意識することで,学級が改善されてる。
 「学びに向かう集団づくり」では,児童生徒が安心して学ぶ環境を確保し,確かな学びを保証するための教室環境の整備や学習規律の確立について,各自の取組をワークシートに書き出し,交流。
 午後の「道徳教育」では,「学校の特色を生かした道徳の指導計画」「道徳性を育む授業づくり」について研修。来たるべき道徳教育の教科化にに備え,年間指導計画の改善や全体計画別葉の在り方について再確認。
 「道徳性を育む授業づくり」では,実際に読み物教材を用い,発問づくりの演習を行った。

平成27年度 研修講座 トップ第1回第2回第3回第4回第5回

第2回研修講座『ミニ道研Ⅱ』 平成27年5月15日 【場所】羽幌町中央公民館 【参加者】18名

講座:午前「英語運用能力の向上」,午後「外国語の授業改善」
講師:北海道立教育研究所企画・研修部研究研修主事 潟 沼 史 朗

 午前は,指導者の英語運用能力の向上と今後の英語教育の改善・充実に関わる方策について研修を行った。演習として①自己紹介,②絵本の読み聞か せ,③英字新聞記事を読み,感想を書いて発表,④DVDを視聴し,自分の考えを書いて意見交流,などを行い,スキルアップを図った。
 午後は,外国語活動及び外国語科におけるコミュニケーション能力を育成するための方策について研修を行った。各校における授業の状況とその成果 や課題をグループで交流し,指導上の課題を明確にし,改善点を検討した。また,小学校と中学校・高校に分かれ,指導案を作成し,模擬授業を行い, 改善点を中心に付箋紙に書いて当該グループに渡すマイクロティーチングを行った。
 多角的な視点による改善策は今後の実践を進めていく上でも,教師にとって大きな財産になっていくとだと感じた。

平成27年度 研修講座 トップ第1回第2回第3回第4回第5回

第3回研修講座 平成27年6月23日 【場所】初山別村立初山別中学校 【参加者】23名

講座:『図工・美術実技研修講座』 講師:初山別村立初山別中学校 教諭 西 村 徳 清

 「専門でなくてもできる図工・美術の授業」をテーマに講座を開催した。人物画のデッサンの実技を通して,講師から授業に生かせるポイントを端的 に5つ示していただいた。
①公教育としての図工・美術に場合,技能の指導ではなく「絵を描くことを通して○○を学ぶ」という目的をはっきりさせる。
②描く題材をしっかり精選する。
③いつも大きく描かせるのではなく,子どもにとってのリアルな絵を考えて指導する。
④固定観念を取り払えるように,様々な角度から観察させてから描かせる。
⑤人物を描くときのポイント
 ・色画用紙に描かせてもよい。
 ・おさまりのよい構図にする。(頭が切れていないか,肩の少し下まで入っているか。)
 ・左右の肩のバランスはよいか。
 ・影は鉛筆でなく,緑や紫を使うとよい。
 ・目や鼻などの細かい部分は手鏡でよく観察させる。
 参加者は,手鏡をじっくり覗き込みながら思い思いに自画像を描いた。描かれた絵は生き生きとしており,指導次第で誰でも描けることが実感でき た。 。

平成27年度 研修講座 トップ第1回第2回第3回第4回第5回

第4回研修講座 平成27年8月26日 【場所】留萌市立緑丘小学校 【参加者】33名

講座:「書写実技研修講座」 講師:留萌市立緑丘小学校 教諭 渡 辺  心

 実際に「土地」という文字を参加者に書いてもらう中で,以下のような書写の指導例を教えていただいた。
①筆の体操→ぐるぐると円やジグザグの線を書く。
②手本も何も見ずに,文字を書く。
③教科書を見て,手本を確認→どんなところを直したいか意見を出し合う。
⑤もう一度めあてを確認し,できていたらほめる。
⑤清書を書く。
 単に書くだけではなく,直したい所を話し合うことで言語活動に結びつけるという展開例を学んだ。また,
○筆を持つ位置にシールを貼り,シールを指で隠すようにして筆を持つよう指導する
○筆を立たせるために,「筆の上に,水が入っている見えないお皿が乗っていて,それをこぼさないように書く。」
といった筆運びのポイントも学習した。
 実技終了後,参加された方々から「様々な指導のポイントを知ることができ,勉強になった」「すぐに実践したい」「楽しい研修内容だった」といっ た感想をいただいた。

平成27年度 研修講座 トップ第1回第2回第3回第4回第5回

第5回研修講座 平成27年9月25日 【場所】留萌市立留萌小学校 【参加者】23名

講座:「ICTを活用した授業実践」 講師:留萌市立留萌小学校 教諭 須 田  創

 学校現場に少しずつ浸透してきているタブレット型端末(以下iPadとする)を授業の中のどの場面で,どのように活用するのかを講師による公開 授業の参観を通して学習した。
 公開授業は算数科の「面積」の単元で,まず問題把握の場面でiPadアプリ「デジタルシェイプ」を使用した。このアプリを活用したことで,児童 は視覚的・感覚的に問題を把握でき,その後の解決場面へとつながった。
 次に,グループ交流では個人解決した結果を児童が「デジタルシェイプ」を操作しながら説明した。さらに,全体交流場面でも同様に発表した。この アプリは一度説明した手順を再現する機能があり,時間短縮の効果もあった。
 公開授業後は意見交流の場をもち,講師とICT機器の効果として以下の3点を確認した。
①教材,題材の提示を効果的に行うことができる。→見通しをもった主体的な学習につながる。
②導入が短時間でできる。→活用,定着の時間を確保できる。
③考えを分かりやすく伝えることができる。→協働学習が活発になる。
 参加者はiPadを含めたICT機器を効果的に活用することは,児童生徒の学習意欲の向上,学習内容の定着にの助けとなることを実感することが できた。